プレスリリースを無料で配信できるサイト4つ|条件の違いと出し方

プレスリリースは、無料の配信サイトを使えば費用をかけずに出せます。ただし、無料のサイトは登録の手間、本文の条件、掲載後に直せるかどうかがそれぞれ違い、知らずに出すと誤字ひとつ直せないこともあります。

運営元の株式会社アマノートは、自社のお知らせを無料の配信サイトに出しています。これまでぷれりり、PR-FREE、BizBoostの3つを使い、2026年10月にPRONEの登録が承認されて4つになりました。この記事では、その4サイトの条件の違いと、実際に出すときの手順、サイトを選ぶときに見ている点をまとめます。

目次

プレスリリースを無料で配信できるサイト4つ

4サイトとも、投稿と掲載は無料です。違いが出るのは、登録の方法と、掲載後の修正、ほかのメディアへの広がり方です。

サイト登録本文の条件掲載後の修正載る場所
ぷれりり不要250字以上・日付入り1件5,500円(税込)自サイトとそのSNS
PR-FREE不要300字以上・HTML不可できない自サイト
BizBoost企業ドメインのメールで認証未確認未確認自サイト+選んだ提携メディア
PRONE事前審査あり未確認未確認PRONE News(無料プラン)
表:無料で使える配信サイト4つの条件(各サイトの公式ページで2026年10月18日に確認。「未確認」は公式ページに記載が見当たらなかった項目)

ぷれりり

ぷれりりは、会員登録をせずに3つの画面で投稿できます。住所や電話番号の入力も求められません。審査は最短5分で、通ればすぐに公開されると案内されています。投稿フォームは本文に250字以上を求め、本文に日付が入っているかも確かめます。

規約は、1か月以上前の話題を掲載しない例に挙げています。掲載後の修正と削除は1件5,500円(税込)の有料です。アマノートでは「広告・企画」のカテゴリで出しています。

使っていて気づいた点として、ぷれりりのフォームは、入力欄から次の欄に移るたびに、その内容をサイト側で確かめる作りになっています。送信ボタンを押す前でも、入力した文面が先方に届いていると考えておくほうが安全です。下書きは別の場所で仕上げてから、フォームには貼り付けるだけにしています。

PR-FREE

PR-FREEは、登録もログインも不要で、電話番号も聞かれません。本文は300字以上が必須で、HTMLは使えず改行だけが反映されます。画像は任意で、jpgかpng、2MBまで、横幅600px以上が推奨です。審査があり、公開までは1時間から当日中とされています。

規約で、掲載後の修正と削除を受け付けていないので、出す前の点検が欠かせません。サービス名・会社名の欄に入れた名前は、掲載時にタイトルの頭に「社名/」の形で付きます。アマノートでは「広告・マーケティング」のカテゴリで出しています。

BizBoost

BizBoostは、企業ドメインのメールアドレスで認証し、会社名・業界・URLを登録してから投稿します。パスワードはなく、ログインのたびにメールで届くリンクを開く形です。アマノートが使った時点では、投稿画面はパソコンからしか使えませんでした。

ほかの3サイトと違うのは、掲載後に記事の下から、100以上ある提携メディアのうち最大40件を選んで配信を依頼できる点です。依頼も無料ですが、載せるかどうかは各メディアが決めます。アマノートでは「マーケ・メディア」のカテゴリで出しています。

PRONE

PRONEは、広報担当者として使い始める前に事前審査があり、結果は数営業日で届くと案内されています。アマノートは2026年10月に申請し、承認されました。無料のフリープランで使えるのは、PRONE Newsへの掲載と広報のノウハウ記事で、記者などへの一斉メール配信は使えません。

一斉配信まで使う場合の料金は、トップページの料金表で、プレミアムが1人あたり月1万円(2人目以降は5千円)、単発のスポットが1回2万円(税別)です。FAQには一斉配信を1回9,800円とする記載も残っていて、2026年10月18日の時点では表記が食い違っていました。申し込む前に、問い合わせて確かめることをおすすめします。

無料の配信サイトを選ぶときに見ている3つの点

無料のサイトはほかにもあります。アマノートが出す先を選ぶときは、料金のほかに、次の3つを実際に確かめてから決めました。

リンクに nofollow が付くか

2026年10月11日に、各サイトに載ったリリースの中のリンクを調べました。ぷれりり、BizBoost、PRONEのリンクには nofollow が付いておらず、PR-FREEのリンクには付いていました。

ただし、これは被リンクを増やす目的でサイトを選ぶ理由にはなりません。Googleのスパムに関するポリシーは、ほかのサイトで配布されるプレスリリースの中にある、最適化されたアンカーテキストのリンクを、リンクスパムの例に挙げています(Google 検索セントラル、2026年10月18日に確認)。アマノートでは、リリースのリンクは読む人を自社のお知らせへ案内するためのものと考え、被リンクの効果はあてにしていません。

AIのクローラーを断っていないか

ChatGPTやPerplexityのようなAIの検索は、回答の根拠にWebページを引きます。サイトがrobots.txtでAIのクローラーを断っていると、そのサイトに載せたリリースは、AIの回答の材料になりにくくなります。

2026年10月18日に4サイトのrobots.txtを確かめたところ、PR-FREEは GPTBot、OAI-SearchBot、ChatGPT-User、ClaudeBot、PerplexityBot などを断っていました。ぷれりりとPRONEにはAIのクローラーを断る記述がなく、BizBoostのドメインにはrobots.txt自体がありませんでした。AIの回答で自社の名前を挙げてもらいたい発表なら、PR-FREEだけに出すのは避けたほうがよさそうです。

10月24日に確かめ直すと、ぷれりりは、AIの学習に使うクローラー(GPTBot、ClaudeBot、Google-Extendedなど)を断る記述に変わっていました。ChatGPTの検索に使うOAI-SearchBotやPerplexityBotは断っていないので、回答の出典として引かれる余地は残っています。配信サイトの方針は予告なく変わるので、出す前にrobots.txtを開いて確かめるのが確実です。有料の配信サービスを含む11か所の対応はAI検索に引用されるプレスリリースの条件で比べています。

Googleニュースに載るか

配信サイトに載ったリリースは、Googleニュースにも表示されることがあります。2026年10月11日に、ぷれりり、PR-FREE、PRONEの個別のリリースがGoogleニュースに出ていることを確かめました。BizBoostは、このとき調べた範囲では確認できませんでした。調べ方と、それがリリースの書き方にどう関わるかは、ニュースリリースとプレスリリースの違いで説明しています。

無料でプレスリリースを出す手順

アマノートでは、1つのお知らせを次の順で出しています。4サイトとも掲載日時を指定できないので、すべて発表日の当日に行います。

  1. 自社サイトのお知らせ欄に、詳しい版を公開する
  2. 同じ本文から、配信サイトに貼るテキストの版を作る
  3. 各サイトのフォームに貼り付け、確認画面まで進める
  4. 確認画面の内容を、もう一度読み直す
  5. 送信し、掲載されたURLを記録する

自社サイトを先に公開するのは、配信サイトの投稿フォームに自社サイトのURLを入れる欄があるからです。ぷれりりとPR-FREEでは必須の項目なので、その回のお知らせのURLを入れます。配信サイトに貼る版の作り方と、そのまま使えるテンプレートはプレスリリースの書き方に載せています。

PR-FREEは、夜や朝に投稿すると、すぐには載りません。発表の時刻を合わせたいときは、日中のうちに投稿を済ませます。

無料と有料の配信サービスの違い

有料の配信サービスの多くは、登録しているメディアや記者にリリースを届ける仕組みを持っています。無料のサイトは、BizBoostの提携メディアへの配信依頼のような例を除けば、自分のサイトに載せるところまでです。記者の目に留まるかどうかは、載ったあとの読まれ方に左右されます。

参考までに、PR TIMESの料金は、1件ごとの従量課金が3万円、定額は月間プランで月8万円、年間プランで月7万円からです(いずれも税抜、PR TIMESの料金ページで2026年10月18日に確認)。設立24か月以内の国内の株式会社には、条件を満たすと最大10件まで無料で出せる制度もあります。

有料のサービスは、出すたびに費用がかかります。そのためアマノートでは、登録や認定、会社の節目のような自社のお知らせは、無料のサイトに複数出す方針にしています。記者が記事にしうる調査結果のような発表では、有料の配信も、発表ごとに検討します。

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運営元の株式会社アマノートでは、プレスリリースの作成・配信の代行も受けています。配信には、お客様ご自身の配信サービスのアカウントを使います。

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ビズPRでは、少人数の広報担当者が発信を続けるための実務を、実際の配信で確かめた範囲で書いています。記事の作り方は編集方針に、運営元は運営者情報にまとめています。

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プレスリリースの作成・配信代行(株式会社アマノート)

ビズPRを運営する株式会社アマノートでは、プレスリリースの企画・原稿作成から、PR TIMESへの入稿、自社サイトへの掲載までをお受けしています。配信後はリリースごとに自社サイトへの流入を測り、次の1本をどう変えるかをご提案します。料金は1本3万円から(税別)で、PR TIMESの配信料は含みません。

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